三浦綾子読書会 講演会

9月4日(土)の三浦綾子著「塩狩峠」森下辰衛氏講演会にご来会下さり有難うございました。コロナ禍の遠距離移動が困難のため、急遽森下先生には旭川のご自宅の書斎からお話をしていただきました。スカイプ中継のスクリーン画面を見ながら仙台の私たちは何の違和感もなく、講師と直接対面しているかのように、お話に聞き入ってしまいました。Due to “corona,” Sept. 4, Sat., former prof Morishita spoke from his study in Asahikawa (north of Sapporo) on best-selling Christian authoress Ayako Miura’s “Shiokari Pass,” based on the life of a Christian railway man who gave his life in 1909 to stop a runaway train. The seminar was a blessing to the 12 attending (2 via Skype). (Please cf. the summary: https://www.jclglobal.org/summary-shiokari-pass .)

「まことに、まことに、あなたがたに言います。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。”Unless a grain of wheat falls into the ground and dies, it remains alone…but if it dies, it bears much fruit.”」ヨハネの福音書John 12:24【新改訳2017】

コロナ禍の中予定通り講演会を決行。泉中央駅近くのホール・イズミティ21でソーシャルディスタンスたっぷり。マスク着用。入り口では検温。ちょうどNHK大河ドラマが明智光秀主人公の「麒麟がくる」の年。予想以上の参加者の数でした。細川ガラシャの洗礼名ガラシャはラテン語で恵みを意味する。戦国の世、ガラシャがどのようにして神を信じ、自らの苦難を神の恵みとして生きていったのか、三浦綾子の歴史小説から森下辰衛先生が熱く解説してくださいました。

講演「道ありき」にたくさんの方が来てくださいました。有難うございます。戦後、道を失い絶望していた三浦綾子さんが「われは道なり、真理なり、生命なり」のイエス・キリストのみことばに導かれて、クリスチャンになられる過程を、森下辰衛先生が大変わかりやすく興味深くお話してくださいました。みなさん、吸い込まれるように聞き入りました。次回をお楽しみに。

三浦綾子読書会  三浦綾子記念文学館